どこかのひとり

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自傷を避ける動機を探せ

しばらく自傷願望とは無縁でいることが出来たが、そんな時間は半年余りで終わってしまった。しかしこの半年で、皮膚に刃物を引くことに抵抗感を持つようになった。

 

今回の自傷願望は、明らかに周囲へのアピールだ。

自分が辛い心境であることを、周囲に言葉で伝えることが出来ない、伝わらないために、自傷という行為で周囲に伝えようとしている。

(一年ほど前は、不快な妄想のループを止めるための区切りの行為としての、衝動的なものだった)

 

ではこの幼稚な手段を実行しないために、自分を抑える理由を考えた。

周囲に不快を与えないため、自死に至らないため、などが思いつく。

自分を大切にするべきという理由は、自傷願望があるときの私にまったく効力を持たないため、除外する。

 

カウンセラーの方には、自傷の延長線上に自死があるといわれる。私はそこまで到達する気はしない。自傷自死につながっているとしても、今の私にとっての自傷は心を調節するため手段の一つで、明日も朝に起きて生活していくためのものだからだ。(代替え可能であれば、できるだけ使用するべきではないと思っている)

 

自死を望みながら実行できなかった昔は、ちまちまと続ける自傷によっていつかはそこにたどり着けないものかと思っていたが、今では私にはそんな変化は起こらないという諦観がある。

 

周囲に不快を負わせながら、どうせだらだらと生きていくならば、これ以上つまらなくならないために自傷を避ける、という動機で今回は落とす。